にきび治療に使われる塗り薬には、いろいろな成分があります。
トレチノインは、にきびによく使用される塗り薬です。トレチノインを塗って数日すると、肌の角質が剥がれ落ちます。何度かくり返すことで、肌が少しずつ生まれ変わり、にきびがなくなっていくのです。
ほとんどのにきびは、トレチノイン治療をはじめてから3週間くらいで改善します。強力な効果がありますが、そのぶん刺激が強すぎてしまうひともいます。また、トレチノイン使用中は日光への抵抗力が弱くなるため、高SPFの日焼け止めを使用しなければなりません。
タザロテンは、毛穴のつまりを取るにきび治療の塗り薬です。タザロテンの使用したばかりの段階では、にきびは一時的に悪化したようにみえます。しかし、3週間から4週間ほど続けて使用していると、症状は改善するでしょう。使用中は日光が強い刺激となるため、高SPFの日焼け止めを使用しなければなりません。
アダパレンも、タザロテンとおなじように、毛穴のつまりを取るにきび治療の塗り薬です。トレチノインと同じくらいの効果がありますが、刺激はより少ないタイプです。ただし、肌が赤くなってひりひりしたり、日光への抵抗力が弱くなることはあります。
アゼライン酸は、にきび治療の塗り薬のなかでは、肌への刺激がいちばん少ないタイプです。アゼライン酸単独で使用したり、トレチノインと一緒に使用したりします。肌の色を薄くしてしまうこともあるので、肌の色が濃いひとの治療に使用する場合は注意が必要です。
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