レチノール

基礎化粧品によく配合されているレチノールは、しわやしみを改善するアンチエイジングの効果があるとして知られています。

レチノールというのはビタミンAのことであり、肌の新陳代謝をよくして、肌にはりを与えます。また、肌の細胞の生まれかわりを促進して、皮脂の分泌をおさえる効果もあります。

日本では、アンチエイジングの面が強調されているレチノールですが、海外ではにきびの治療薬としてよく使用されているのです。海外では、0.05%~0.1%という濃度の高いものが、薬局でも市販されている状況です。

日本では濃度の高いレチノールは、皮膚科などでの処方薬としてしか入手することができません。さらに、日本人の肌には刺激が強すぎるということもあり、にきびに効くからといっていきなり使用することは危険です。医師の管理のもとで、使用するようにしましょう。

レチノールを使用すると、肌の乾燥が強くなることがあるので、使用にはじゅうぶん注意します。脂性の肌以外の肌タイプの場合は、保湿をしっかりする必要があります。

また、過剰にレチノールを摂取してしまうと、不安、不機嫌、頭痛、嘔吐、眼痛、食欲不振、低体重、脱毛、肝臓肥大、柑皮症口角亀裂、成長遅延、筋肉痛、皮膚炎などといった副作用が起こることもあります。妊娠中には、レチノールを避けたほうがいいでしょう。

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